投稿日:2006-04-08 Sat

中国ではインターネットのゲームが若者の間で大変流行していますが、先ごろ、ネットゲーム上のアイテムが盗まれた事件に対し広州の裁判所は有罪判決を出しました。広州では「バーチャル財産」に対する初の有罪判決となり、注目を集めています。
20歳のゲーマー厳凡(仮名)は2002年からオンラインゲーム『大話西遊二』に夢中になっていました。
2004年に『大話西遊二』の制作会社「NetEase.com,Inc」は2周年記念イベントとしてキャンペーンを実施、そのために臨時職員を雇いましたが、厳凡もその一人でした。
厳凡は勤務中に、30人のIDを盗み、パスワードを変更し、その後、それらゲームIDやゲーム内の貴重アイテムを他のプレーヤーに売却することで、3750元の利益を得ました。厳凡は5000元の罰金が言い渡されました。
天河区裁判所の一審のとき、厳凡の弁護士は法廷で「ネットゲームのアイテムは現実の財産としての属性を持たず、その価値を決めることはできない。厳凡の行為を窃盗罪とすることは刑法適用範囲をむやみに広げることになる」と主張しました。
しかし、裁判所は「プレーヤーはゲームに参加するためにお金を払って、バーチャル世界の中の人物を使う権利を得ている。ゲームの中でプレーヤーは体力や知力を投入し、そして時間を費やしている。ゲームも続けるに当って、ゲーム用のカードやインターネットの費用も払わなければならない。こうしてプレーヤーはゲームを続けて、アイテムを手に入れることができる。ネット上で、これらアイテムは交換などもできることから、形ある財産と同じで、またデザインや版権と似ていて、刑法の適用範囲である」との認識を示しました。
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